外資系、特にアングロサクソン系のビジネス社会は実にシビアな社会である。実力を競い合うのはもちろんのこと、ボスが大きな力を持っているので、そこに媚びるようなタイプもいて、なかなか一筋縄ではいかないハードな世界である。キャリアアップを目指す女性など、子どもを産むと出世できないのではないかと悩むほどに熾烈な競争が繰り広げられている。産休明けに会社に出たら自分の机がなかった、というような話もある。かつては英語をマスターすれば、国内で付加価値になったこともあったが、今や英語ができる人はごまんといるようになった。
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英語とは別のもので勝負しない限り、先に伸びる芽がないことになる。ある人がアメリカに留学するのに現地で学費を稼ごうと考えた。何か日本独自のものがないかと考えて、お茶とお花をアメリカの有閑マダムに教えることを思いついた。1年間かけて付け焼き刃ながら基礎をマスターして渡米。エキゾティシズムが受けて、結構なアルバイトになったという。